資産運用や資金管理がますます重要視される中、銀行口座も利息・手数料・連携機能・特典などを総合的に判断して選びたい時代です。そんな選択肢の一つとして注目を集めているのが SBI新生銀行です。特に「ハイパー預金(高金利・即時入出金)」「SBI証券との連携」「多様なキャンペーン」などの特徴が大きな魅力です。
本記事では、金利・ATM/振込手数料・便利サービス・キャンペーンなどの7項目+追加未定キャンペーン案内にわたって、初心者にも分かりやすく、かつ実践的に解説します。読了後には、「自分にとってSBI新生銀行は適切か?」を判断できる材料が揃う構成です。

SBI新生銀行は単なる銀行口座に留まらず、「資金を賢く使う拠点」としての魅力があります。ぜひ各項目をじっくりチェックしてみてください。
① SBI新生銀行とは
- SBIグループ傘下の銀行で、旧・新生銀行をベースとする。
- ネット銀行的な利便性と都市銀行の安心感を併せ持つ。
- 高金利商品や証券連携サービスを強化中で、資産運用派にも注目されている。
SBI新生銀行は、SBIグループのノウハウを背景に、既存の銀行機能に加えて「使える預金口座」を志向した銀行です。従来の銀行と比べて「金利・手数料の優遇」「証券とのスムーズな連携」「多様なキャンペーン」への取り組みが目立ち、資金をただ寝かせる口座から「能動的に機能する口座」へと進化を図っている点が大きな魅力です。



銀行選びに迷ったら、SBI新生銀行は利便性と信頼性を両立した選択肢として検討価値大です。
② 金利(普通預金・定期預金)
- 普通預金金利:年0.001〜0.002%程度で、他のメガバンク・ネット銀行とほぼ同水準。
- 定期預金(特に「ハイパー預金」や「パワーダイレクト円定期」):短期~中期で年0.20〜1.00%台以上の優遇金利が設定されているケースあり。
- 店頭限定・キャンペーン金利:たとえば「スタートアップ円定期預金」で上乗せ金利適用(+年0.10%など)あり。
定期預金や特別金利プランを活用することで、普通預金だけでは得られない利息を狙えます。また、金利は市場動向・キャンペーンによって変動しやすいため、最新金利を公式サイトで確認することが肝要です。
SBI新生銀行:通常金利・キャンペーン金利表
| 預入期間 | 通常金利(税引前) | キャンペーン・優遇金利例 | 条件・備考 |
| 6か月もの | 年1.00% | — | 2025年6月13日より通常金利として1.00%に改定 |
| 5年もの | 年1.10% | — | 通常金利として1.10%に改定 |
| 1年もの | 年0.85% | 冬の金利アップキャンペーン:年0.80% | 「冬の金利アップ」はインターネット限定 |
| 3か月もの(新規口座限定) | — | 年1.30% | 「スタートアップ円定期預金」:新規口座開設者向け特別金利 |
| 3か月もの(店頭限定) | — | 年2.00% | 店頭で一定金額以上を預けた場合の金利上乗せキャンペーン例 |
| 3か月もの(Bright 60 キャンペーン) | — | 年1.30%/最大年3.00% | Bright 60優遇:外貨定期と同時設定で上乗せ可能 |
| 円→外貨 → 再円定期(外貨関連) | — | 最大キャッシュバックあり(例:3万円) | 円から米ドル定期などを設定するタイプのキャンペーン |



定期預金やキャンペーン金利をうまく活用すれば、普通預金では得られない利息を効率的に増やせます。
③ ATM・振込手数料
基本情報
- ATM利用:セブン銀行・ローソン銀行・イーネットなどで利用可能。月数回まで無料枠あり。
- 振込手数料(他行あて):月1回~5回程度無料。ステージ制や取引量により無料回数が増えることも。
- ステップアッププログラムやU28 Zero世代などにより、ATM出金・他行振込の無料回数優遇が受けられる制度あり。
このように、日常使いでの手数料負荷を抑える構造が組まれており、預金口座としての使いやすさも重視されています。
SBI新生銀行:手数料一覧表
| 区分 | 利用対象・条件等 | 手数料・無料回数 | 補足・備考 |
| ATM入金 | 提携ATM(セブン銀行・ローソン銀行・イーネットなど) | 無料 | ATMからの入金は常に無料。硬貨扱いなし |
| ATM出金(提携コンビニATM等) | ステージ制適用 | スタンダード:月5回まで無料、6回目以降110円/回シルバー~ダイヤモンド:提携コンビニATMは回数制限なし無料 | ゆうちょATM・都市銀行ATM等ではステージにかかわらず1回110円 |
| 他行あて振込(インターネット/パワーダイレクト) | ステップアッププログラムのステージにより無料回数あり | スタンダード:月1回無料、2回目以降214円/回シルバー:月3回無料、4回目以降110円/回ゴールド:月5回無料、超過分110円/回プラチナ/ダイヤモンド:月10回無料、11回目以降75円/回 | SBI新生銀行あて振込はすべて無料(「当行あて」扱い) |
| 他行あて振込(窓口/電話等) | パワーコール等 | 事前登録先:214円、登録外:529円(1日あたり50万円まで) | 通常ネット振込より高めの手数料設定 |
注記:
- 手数料無料回数等は「ステージ(ランク)」により変動します。
- ATM出金先により手数料扱いが異なる(提携ATM vs 都市銀行ATM等)
- 振込手数料はネット振込(パワーダイレクト)が中心の前提での金額です。
他行(代表例)との比較
| 銀行 | ATM出金手数料 | 他行あて振込手数料(ネット利用時) |
| 三菱UFJ銀行 | 通常8:45–21:00内無料、時間外108円 | 他行宛:150円(ネット) |
| 三井住友銀行 | 平日8:45–18:00無料、時間外108円 | 他行宛:216円程度(3万円未満) |
| みずほ銀行 | 支店・時間外・ATM利用で変動(例:550円) | 他行宛ネット振込110円/窓口990円等 |
| 住信SBIネット銀行 | 優遇条件で無料枠あり | 他行あて振込:無料枠あり、それ以降75円等 |
| イオン銀行 | 平日昼間無料枠あり、それ以外108円等 | ネット振込:110円等 |



ATMや振込手数料を上手に活用することで、日常の銀行利用コストを大幅に抑えることができます。
④ ハイパー預金(特別金利定期・即時性預金)
ハイパー預金とは
- SBI新生銀行の高金利普通預金
- 普通預金の使いやすさはそのまま
- 元本保証あり、預金保険制度対象
- 入出金自由で定期預金のような満期縛りなし
- 最新金利は年0.42%(税引前)、通常の普通預金(約0.001%)と比べて圧倒的に高い
最大の特徴:SBI証券とのシームレス連携
- SBI証券の「買付余力」と自動連動
- 株や投資信託購入時の入金操作不要
- 売却代金も即ハイパー預金に戻る
- 証券口座と普通預金が一体化し、待機資金を無駄なく運用可能
金利シミュレーション
- 100万円を1年間預けた場合、年0.42%で約4,200円(税引前)
- 通常普通預金だと約10円なので、資金効率は100倍以上



ハイパー預金は、証券連携で待機資金を有効活用できる、まさに「資金の無駄ゼロ口座」です。
⑤ SBI証券との連携メリット
- 即時入出金(リアルタイム)
- SBI証券とSBI新生銀行の間で資金移動がほぼ即時で反映
- 手数料無料で、銀行口座から証券口座への入金も、売却資金の出金もスムーズ
- 「入金待ち」「出金待ち」といったストレスがなく、投資チャンスを逃さない
- 資金効率の最大化
- 証券口座で使わない資金をハイパー預金に置くだけで、高金利で運用可能
- 投資のための準備資金を無駄なく活用でき、資金の眠りを防ぐ
- 小額でも効率的に利息を得られるので、待機資金の価値を最大化
- 今後の統合・機能刷新への期待
- 「SBI新生コネクト」からハイパー預金への統合移行が予定されており、さらに利便性が向上
- 銀行と証券口座が一体化することで、操作がシンプルに
- グループ内連携で、資金移動の手間・時間・コストを極小化できる
- まとめ
- 証券と銀行を同一グループで使う最大のメリットは、「資金移動の手間ゼロ&スピード最速」
- 投資待機資金を効率的に使えるだけでなく、利息も得られるため、資金効率と利便性の両立が可能



証券口座との連携により、投資チャンスを逃さず、効率的に資金を運用できます。
⑧ ハイパー預金スタートダッシュキャンペーン
キャンペーン概要
SBI新生銀行の「ハイパー預金スタートダッシュキャンペーン」は、2025年9月1日~12月30日までの期間中に新規口座開設を完了し、所定の条件を満たした方を対象とした特典です。
- 新規口座開設者が口座開設月を含む3か月目末日までにエントリー
- 所定の条件を満たすと 最大22,000円の現金プレゼント
特典内容
- 口座開設+SBIハイパー預金の振替:3,500円
- SBI証券との米ドル入出金:1,500円
- 口座振替の引き落とし:2,000円
- 給与振込入金:5,000円
- 円→米ドル定期預金設定:最大10,000円
期間限定特典
- 住宅ローン金利優遇プログラム
SBIハイパー預金口座を開設している方が「パワースマート住宅ローン(変動金利・半年型)」を借入れる場合、当初借入金利より 年0.09%引き下げ - キャッシュプレゼントプログラム
SBIハイパー預金をお持ちの方は、毎月の現金プレゼント金額が 200%に増額(2025年10月~2026年3月末まで) - SBI証券ポイント現金プレゼント
各月の月末時点でSBIハイパー預金に 5万円以上預入 で、SBI証券の付与ポイントの 10%分を現金プレゼント- さらに、SBI証券にNISA口座新規開設、または金融機関変更完了で追加 10%上乗せ → 最大 20%分
- 店頭限定 特別金利円定期預金キャンペーン
キャンペーン期間中に、店頭で新規資金で3か月もの円定期預金を申し込むと、特別金利でお預け入れ可能(お一人1回限り)
注意事項
- キャンペーン参加にはエントリーなど所定手続きが必要
- 特典内容や条件は予告なく変更される場合あり
- 詳細は公式サイトで確認



SBIハイパー預金スタートダッシュキャンペーンは、口座開設からさまざまな取引を通じて現金や特典を獲得できる絶好の機会です。
特に SBI証券との連携により資産運用の効率化が可能。期間限定の特典も多いため、早めのエントリーをおすすめします。
まとめ
SBI新生銀行は、単なる預金口座として使うだけでなく、「資産を効率的に使う拠点」として非常に魅力的な選択肢です。本記事で見てきたポイントを整理します:
- 金利面:定期預金や特別金利プランで、普通預金以上の利息を狙える
- 手数料面:ATM出金・他行振込の無料枠とステージ優遇でコスト抑制
- 証券連携:SBI証券との即時入出金で資金移動コスト・時間を最小化
- 多様なキャンペーン:口座開設・振替・外貨取引・定期預金など7項目を網羅
- 未定キャンペーン:将来的な特典や記念キャンペーンも期待可能
これらを活用すれば、SBI新生銀行は「ただ寝かせる銀行口座」から「能動的に活用する金融ハブ」へと変わります。
最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。



SBI新生銀行は、普通の口座以上の利便性と資金活用の自由度を求める方に特におすすめです。





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