こどもNISAがついに開始!2027年1月から|児童手当を15年間積み立てると267万円?

子どもの将来のために、お金を準備しておきたい。

そんな家庭にとって、2027年から始まる「こどもNISA」は気になる制度ではないでしょうか。

これまで18歳未満は新しいNISAを利用できませんでした。

しかし、2027年1月からは0歳~17歳の子どももNISAのつみたて投資枠を利用できるようになります。

この記事では、こどもNISAについて、

  • こどもNISAとは?
  • いつから始まる?
  • いくらまで投資できる?
  • 積立だけなの?
  • SBI証券・楽天証券でどうやって始める?
  • 児童手当の月1万円を15年間積み立てるとどうなる?
  • 大学の学費には足りる?
  • 我が家ではどう使う?

という点を、できるだけ簡単にまとめます。

目次

こどもNISAとは?

こどもNISAは、0歳~17歳の子どもを対象としたNISA制度です。

2026年度の税制改正で創設が決まり、2027年1月から開始される予定です。

以前は「ジュニアNISA」という制度がありましたが、ジュニアNISAは2023年末で終了しています。

今回のこどもNISAは、ジュニアNISAとは少し違います。

基本的には、子どものために長期間コツコツ積み立てるための制度です。

運用によって得られた利益が非課税になるという、NISAの大きなメリットもあります。

いつから始まる?

こどもNISAの制度開始は2027年1月です。

つまり、実際にこどもNISAを使って積立投資を始められるのは2027年1月から。

ただし、口座開設の申し込みは2026年10月から始まる予定です。

そのため、子どものためにこどもNISAを利用したい場合は、2026年10月頃から証券会社での手続きを確認しておくとよいでしょう。

こどもNISAはいくらまで投資できる?

こどもNISAの年間投資枠は60万円です。月額にすると5万円。

さらに、非課税保有限度額は600万円となっています。

こどもNISA
対象年齢0~17歳
年間投資枠60万円
月額換算5万円
非課税保有限度額600万円
成長投資枠なし

年間60万円なので、毎月5万円まで積み立てられる計算です。

もちろん、必ず5万円積み立てる必要はありません。

毎月5,000円でも1万円でも、自分の家庭に合った金額で利用できます。

こどもNISAは積立だけ

こどもNISAは、成人のNISAとは少し仕組みが違います。

成人NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があります。

一方、こどもNISAは「つみたて投資枠」のみです。

そのため、こどもNISAで個別株やETFを好きなタイミングで購入するという使い方はできません。

長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託を、コツコツ積み立てていく制度です。

「子どもの将来のために毎月少しずつ積み立てる」

という使い方に向いています。

SBI証券・楽天証券での始め方

では、実際にどうやって始めるのでしょうか。

2026年8月現在、SBI証券と楽天証券では、2026年10月からこどもNISAの口座開設申込みを開始する予定となっています。

SBI証券の場合

まず子どもの未成年口座を開設し、こどもNISAを利用する形になります。

大まかな流れは、

  1. 親がSBI証券の口座を用意する
  2. 子どもの未成年口座を申し込む
  3. こどもNISAの口座を申し込む
  4. 口座開設後、積立する投資信託を選ぶ
  5. 毎月の積立金額を設定する
  6. 2027年1月から積立開始

という流れです。

SBI証券では2026年10月からこどもNISAの受付開始が予定されています。

楽天証券の場合

楽天証券も基本的な流れは同じです。

まず子どもの未成年口座を開設し、その後こどもNISAを利用します。

大まかな流れは、

  1. 親が楽天証券の口座を用意する
  2. 子どもの未成年口座を申し込む
  3. こどもNISAを申し込む
  4. 投資信託を選ぶ
  5. 積立設定をする
  6. 2027年1月から積立開始

という流れです。

楽天証券も2026年10月からこどもNISAの開設手続きを開始する予定です。

どちらも2026年10月までに証券口座の開設をして準備しておくと良いと思います。

積立はクレジットカードでできる?

ここは少し注意が必要です。

現在、SBI証券・楽天証券ともに未成年口座では、親が利用しているクレジットカードによる投信積立は利用できません。

そのため、基本的には子どもの証券口座に資金を入れて、その資金から投資信託を積み立てる形になります。

ただし、こどもNISAは2027年1月開始の新しい制度です。

実際のサービス内容については、今後各証券会社から追加の案内が出る可能性があります。

児童手当の1万円を15年間積み立てたら?

ここからが、こどもNISAの面白いところです。

例えば、児童手当などから毎月1万円を子どものために積み立てるとします。

15年間続けると、

1万円 × 12か月 × 15年

=180万円

となります。

つまり、15年間の積立元本は180万円です。

これを全世界株式のインデックスファンド、いわゆる「オルカン」に積み立てたとします。

仮に年率5%で運用できた場合、15年後の資産額は約267万円になります。

毎月の積立額15年間の元本年率5%の場合
5,000円90万円約134万円
1万円180万円約267万円
2万円360万円約535万円
3万円540万円約802万円
5万円900万円約1,337万円

※毎月末に積み立て、年率5%で一定運用できたと仮定した概算です。
 実際の運用結果を保証するものではありません。

毎月1万円なら、15年間で入金するお金は180万円。

それが約267万円になる計算です。

運用によって約87万円増えることになります。

もちろん、実際の株式市場は毎年5%ずつ増えるわけではありません。

大きく値下がりすることもあります。

あくまで長期投資のシミュレーションとして考えてください。

大学の学費には使える?

では、15年間積み立てて約267万円になった場合、大学の学費をどのくらい賄えるのでしょうか。

大学にかかるお金は、進学先や自宅通学なのか一人暮らしなのかによって大きく変わります。

例えば、

  • 国公立大学・自宅通学
  • 国公立大学・一人暮らし
  • 私立大学・自宅通学
  • 私立大学・一人暮らし

では、必要になる金額が大きく違います。

授業料だけではなく、入学金、教材費、通学費、一人暮らしなら家賃や生活費なども必要になります。

そのため、大学4年間の費用として数百万円単位のお金を考えておく必要があります。

そう考えると、毎月1万円を15年間積み立てて約267万円という金額は、大学費用のすべてを賄えるとは限りません。

しかし、入学金や授業料の一部など、大きな教育費の負担を軽くする資金としては十分役立ちます。

さらに積立額を増やせば、

毎月2万円 → 約535万円   毎月3万円 → 約802万円   毎月5万円 → 約1,337万円

という規模になります。

家庭の経済状況に合わせて積立額を決めればよいでしょう。

我が家では大学費用とは別に考えたい

我が家の場合、こどもNISAは「大学の学費を準備するためだけのお金」にはしないつもりです。

大学の学費など、基本的な教育費については、別に家計から準備しておく。

そして、こどもNISAで積み立てた資産は、できればそのまま子どもに渡したいと考えています。

例えば子どもが18歳になったとき、

小さい頃から毎月少しずつ積み立ててきたお金だよ

と渡す。

大学卒業後の生活費に使ってもいい。

引っ越し費用に使ってもいい。

資格取得や留学に使ってもいい。

車を買うために使ってもいい。

もちろん、そのまま投資を続けてもいい。

そんなふうに、子ども自身が使い道を考えられるお金にしてあげるのが理想です。

できればそれまでに子どもたちには積立の重要性を理解してもらい、資産形成を継続してもらいたいものです。

こどもNISAは早く始めるほど時間を味方にできる

こどもNISAの大きな魅力は、子どもが小さいうちから投資を始められることです。

例えば0歳から毎月1万円を積み立てれば、15年間で元本は180万円。

年率5%という仮定なら約267万円になります。

毎月の金額はそれほど大きくなくても、長い時間を使うことで複利の効果が期待できます。

だからこそ、こどもNISAでは「年間60万円まで投資する」ことよりも、「無理なく長く続ける」ことのほうが大切だと思います。

まとめ

こどもNISAは、2027年1月から始まる予定の、0歳~17歳を対象とした新しいNISA制度です。

ポイントをまとめると、

  • 2027年1月から開始予定
  • 2026年10月から証券会社で申込み開始予定
  • 対象は0歳~17歳
  • 年間投資枠は60万円
  • 非課税保有限度額は600万円
  • つみたて投資枠のみ
  • SBI証券・楽天証券でも対応予定
  • 長期・積立投資と相性がいい

という制度です。

例えば毎月1万円を15年間、オルカンなどに積み立てた場合、元本は180万円。

仮に年率5%で運用できれば、約267万円になります。

大学費用の一部として使うこともできますし、我が家のように大学費用は別に準備して、こどもNISAの資産は子どもが18歳になったときにそのまま渡すという考え方もできます。

子どものために毎月1万円。

15年後に約267万円。

もちろん投資なので、実際には増えることもあれば減ることもあります。

それでも、子どもが小さいうちから長い時間を味方につけて資産形成を始められる。

こどもNISAは、そんな新しい選択肢になりそうです。

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この記事を書いた人

FIREを目指しながら、投資・プログラミング・家庭菜園・資格勉強に取り組んでいます。試行錯誤しながら積み上げる日々を記録するブログです。

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